瀬戸内の航行の安全を司った村上海賊の拠点のひとつ、岩城島にあった亀山城は、今は神社として島の生活に溶け込んでいます。時代の変遷を物語る史跡を訪れて、島の歴史を学びました。
2023年1月17日(火)に行ったフィールドワークでは、岩城島の歴史を物語るスポットを巡り、撮影に挑みました。幼い頃の遊び場やお祭りの舞台として親しんでいた神社がかつて村上海賊の拠点だったことを、学芸員さんから現地でお話しいただき、地形や遺構から当時の風景を思い描くことができました。
参考文献
岩城村誌編集委員会編『岩城村誌』「三 岩城島の由緒」岩城村(1986年)
岩城村誌編集委員会編『岩城村誌』「七 岩城島のなかの伊予水軍」岩城村(1986年)
岩城村郷土誌編集委員会編『伊予岩城島の歴史』「第二章 伊予水軍の伝統」岩城村教育委員会(1971年)
岩城村郷土誌編集委員会編『続 伊予岩城島の歴史』「第三編 岩城島の宗教と民俗」岩城村教育委員会(1971年)
愛媛県生涯学習センター『昭和を生き抜いた人々が語る 瀬戸内の島々の生活文化』「2 瀬戸内海の代表的な社叢」の「(12) 岩城八幡神社社叢」愛媛県生涯学習センター(1992年)